【もし空き巣・居空きに入られたら?】泥棒被害にあった時の対応|初期対応から再発防止策まで

空き巣や居空きなどの泥棒被害に遭ってしまった時の対応について解説します。

この記事を読むことで、万が一の事態に遭遇した場合でも、初期対応から再発防止策まで、取るべき行動が明確になります。

警童 ひかり

空き巣に入られたけど、何から対応すればいいの?

衛宮総護

まずは落ち着いて、この記事を読んで、初期対応を行いましょう。

この記事でわかること

目次

空き巣・居空き被害後の対応フロー

空き巣や居空きに遭ってしまった場合、まず身の安全を確保することが最も重要です。

次に、警察への連絡を済ませたら、現場の状況を保全し、被害状況の確認と記録を行いましょう。

これらの対応を適切に行うことで、その後の手続きや再発防止に繋がります。

安全確保と警察への連絡

空き巣や居空きが発生した場合、まず安全を確保し、速やかに警察に連絡することが不可欠です。

安全な場所に避難し、110番通報で事件を報告し、警察官の指示に従って行動することで、二次的な被害を防ぎます。

警童 ひかり

安全な場所ってどこ?

衛宮総護

まずは落ち着いて、家の外に避難しましょう。

現場の状況保全

現場の状況保全とは、警察が現場検証を行うまで、室内の状況を可能な限り変えないことです。

例えば、犯人が触れた可能性のあるドアノブや窓ガラスに触れない、足跡が残っているかもしれない場所に立ち入らないなどの措置が挙げられます。

警童 ひかり

どうして状況を変えちゃいけないの?

衛宮総護

現場の状況を変えてしまうと、犯人の特定につながる証拠が失われてしまう可能性があるからです。

被害状況の確認と記録

被害状況の確認と記録は、盗まれた物の特定や保険請求の手続きに必要となる重要な作業です。

具体的には、家の中をくまなく調べ、何が盗まれたのか、何が壊されたのかを詳細に記録します。

警童 ひかり

どんな物を記録すればいいの?

衛宮総護

現金や貴金属はもちろん、クレジットカードや通帳、パソコンなど、あらゆる物を記録しましょう。

警察への連絡と初期対応

空き巣や居空きの被害に遭った場合、まず何よりもご自身の安全を確保することが重要です。

なぜなら、犯人と遭遇する危険性があるからです。

警察への連絡、実況見分への協力、被害届の提出は、迅速かつ適切に行動することが求められます。

110番通報

110番通報とは、事件や事故が発生した際に警察に通報するための緊急電話番号のことです。

一刻も早く警察に連絡することが、犯人の早期逮捕や被害の拡大防止につながります

警童 ひかり

泥棒がまだ中にいるかもしれないのに、どうすればいいの?

衛宮総護

安全な場所に避難してから通報することが大切です。

実況見分への協力

実況見分とは、犯罪現場の状況を警察が確認し、証拠を収集する捜査活動のことです。

実況見分に協力することで、犯人特定の重要な手がかりが見つかることがあります

被害届の提出

被害届とは、犯罪被害に遭ったことを警察に申告する書類のことです。

被害届を提出することで、警察は正式に捜査を開始し、犯人逮捕に向けて動きます

被害状況の確認と再発防止策

空き巣や居空き被害に遭った場合、冷静に状況を把握し、再発防止に向けた対策を講じることが極めて重要です。

盗難物の特定とリスト作成、保険会社への連絡、鍵交換や防犯対策の強化という3つのステップを踏むことで、被害の拡大を防ぎ、安心して生活できる環境を取り戻せます。

ここでは、これらの具体的な対応策を解説します。

盗難物の特定とリスト作成

盗難物の特定では、何が盗まれたのかを正確に把握することが重要です。

後々の保険金請求や警察への届け出の際に、詳細なリストが役立ちます。

リスト作成は、記憶を頼りにするだけでなく、写真や購入時のレシートなども参考にすると良いでしょう。

警童 ひかり

何から手を付ければいいのかわからない

衛宮総護

まずは落ち着いて、家の中をくまなくチェックしましょう

保険会社への連絡

保険会社への連絡では、加入している火災保険や盗難保険の内容を確認し、速やかに保険金を請求することが大切です。

保険会社に連絡する際には、警察への届け出の受理番号や盗難物のリストなどが必要になります。

保険の種類や契約内容によって、補償範囲や金額が異なるため、事前に確認しておきましょう。

警童 ひかり

保険でどこまで補償されるのか不安

衛宮総護

保険会社に連絡して、契約内容を確認してみましょう。

鍵交換や防犯対策の強化

鍵交換や防犯対策の強化では、再発防止のために、物理的なセキュリティ対策を見直すことが重要です。

鍵を交換するだけでなく、補助錠の設置や防犯フィルムの貼り付け、防犯カメラの設置などを検討しましょう。

ALSOKやSECOMなどのホームセキュリティサービスの導入も有効な手段です。

よくある質問(FAQ)

空き巣や居空きに遭ってしまった場合、まず何をすべきですか?

まず、ご自身の安全を確保してください。可能であれば、家から出て安全な場所に避難し、速やかに警察(110番)に通報してください。

警察が到着するまで、室内の物を触ってはいけないのはなぜですか?

現場保存のためです。警察が現場検証を行う際に、犯人の痕跡や証拠が失われるのを防ぐ必要があります。

被害届を提出する際に必要なものはありますか?

盗難品や損害の状況を詳細に記載したリストが必要です。また、保険金請求に必要な受理番号を警察から控えておきましょう。

盗難保険に加入している場合、どのような手続きが必要ですか?

まず、加入している保険会社に連絡し、盗難に遭った旨を伝えてください。その後、保険会社から指示された書類を準備し、被害状況を詳しく説明する必要があります。警察への届け出受理番号も必要になります。

空き巣や居空きに遭わないために、どのような防犯対策が効果的ですか?

補助錠の設置、窓への防犯フィルム貼り付け、防犯カメラの設置、ホームセキュリティの導入などが効果的です。また、日頃から在宅中の防犯意識を高めることも重要です。

泥棒と鉢合わせしてしまった場合、どうすれば良いですか?

自身の安全を最優先に行動してください。抵抗したり、無理に説得しようとしたりせず、速やかに家の外に避難し、警察に通報してください。犯人の特徴を覚えておくことも重要です。

まとめ

空き巣や居空きなどの泥棒被害に遭った際の対応について解説しました。

万が一の事態に遭遇した場合でも、初期対応から再発防止策まで、取るべき行動が明確になります。

まずはこの記事を参考に、落ち着いて初期対応を行い、再発防止策を講じましょう。

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この記事を書いた人

警備会社の現場リーダー。複数の警備チームを束ねる立場であり、会社からの信頼も厚い。防犯システムの知識に加え、護身術や交渉術にも長けている。トラブル解決能力が高く、特に緊急時のクライシス対応が得意。「人々の生活を守る」という仕事に対して強い誇りを抱いている。誰に対しても敬語で堅い

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